中核機能強化拠点としての役割

児童発達支援センターこぽけっとは中核機能の発揮を促進する観点から、専門人材を配置して、地域の関係機関と連携して支援の取組みを進めます。

【基本要件】

1.藤岡市にある唯一の児童発達支援センターとして地域の中核的役割を果たします。

2.藤岡市自立支援協議会の委員として参画し、福祉課、子ども課と情報交換を行い、連携体制の確保に努めています。

3.公認心理師、作業療法士、言語聴覚士による発達支援、保護者に向けたペアレントトレーニング、藤岡市委託の親子通園などの家族支援の提供体制を確保しています。

4.市協議会子ども部会の場で、他の障害児通所支援事業所との定期的な情報共有、連携体制を確保しています。

5.保育所等訪問支援事業では地域の保育所、幼稚園、小中高学校へ訪問し、子供が地域生活をスムーズに送れるように支援し、インクルージョンの推進を図っています。

6.障害児相談支援事業や親子通園を通し、早期の相談支援の提供を行っています。

7.地域の障害児支援体制の状況、上記の体制確保に関する取り組みの実施状況を年に1回以上公表しています。【下記参照】

8.第3者委員会を年1回開催し(2023年度は2月21日(水)実施)委員である地域の医師、地域の小学校校長、地域の行政書士を中心に、福祉課、子ども課、親の会代表、障害児の保護者等を交えて、事業報告、改善点、要望等の話し合いの機会を持ちました。

9.従業員に対する研修計画を立て(2024年度は7/25(木)、1/28(火)の2回。作業療法士による全体研修)研修を行い、職員の質の向上に努めています。


7.地域の障害児支援体制の状況と確保に関する取り組みの実施状況

藤岡市の障害児支援体制は、小学生~高校生を対象とした放課後等デイサービスは充実している一方で、未満児や、保育所に通所している障害児が、気軽に利用できる相談窓口、児童発達支援事業、保育所等訪問支援事業がまだまだ不足している状況です。

児童発達支援センターこぽけっとでは、2023年度、未満児への障害児支援体制の確保として、親子通園に、公認心理師、作業療法士、言語聴覚士等の専門職を配置し、相談、助言等を行い、必要に応じて他機関へ繋ぐなど、早くからの支援に取り組みました。また、児童発達支援に通所できない待機児童に対して、保育所等訪問支援事業を積極的に行い、日々の困りごとへの対処法、地域の保育所等への助言援助を行いました。